
1. プロジェクト概要
株式会社Advalayは、株式会社サンゲツ様が公開したバーチャル展覧会
「壁を装う展 - Wall Covering and Beyond」 の制作協力を行いました。
本コンテンツは、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催された企画展をデジタルアーカイブ化したものです。
3Dスキャンによって空間全体を再現し、オンライン上で自由に回遊できる展示体験を提供しています。
PC・スマートフォンからアクセス可能で、展示解説タグやAI音声ガイドを通じて、現地にいるかのような鑑賞体験を実現しております。
公開サイト
https://app.signus.space/v/d2r5CL42Pfa&ts=2
2. 背景と課題
本展は、開催直後から日本の壁装材文化を再解釈する
文化的価値の高い企画展として実施され、多くの関係者から評価を得ていました。
一方で、リアル展示には以下の制約が存在していました。
・会期が限定されている
・来場可能地域や鑑賞人数が限られる
・展示終了後に体験が残らない
文化・展示領域では、体験そのものを資産として残し共有することが重要であり、
空間の価値を損なわず再体験可能にするデジタル化が求められていました。
3. 提案・制作内容

Advalayでは展示の魅力を最大限維持したまま再現するため、以下の設計・制作を実施しました。
空間デジタルツイン構築
・展示会場全体の3Dスキャン
・壁装材の質感や空間奥行きの再現
・外観から館内までのシームレス回遊設計
情報体験設計
・展示解説タグの配置設計
・詳細情報ポップアップ導線構築
・AI音声ガイド連携
鑑賞UX最適化
・PC/スマートフォン両対応操作設計
・没入感を損なわない視点導線調整
・展示意図を伝えるナビゲーション設計
4. バーチャル展示化のメリット

展示資産の長期活用
会期終了後も体験可能 → 文化資産の保存・再活用
鑑賞機会の拡張
場所・時間制約を解消 → 国内外への情報発信力向上
理解体験の深化
解説・音声連携 → リアル展示以上の情報理解
ブランドコミュニケーション強化
思想や世界観の継続伝達 → 企業文化発信の高度化
5. 取り組みの成果
本バーチャル展覧会はサンゲツ公式サイトにて公開され、リアル展示終了後も継続して体験できる文化アーカイブとして活用されています。
展示理解の促進だけでなく、企業の取り組みや思想を伝えるデジタルコミュニケーション基盤として機能しています。
6. まとめ
本プロジェクトは展示の代替ではなく、
リアル体験を保存し拡張する空間DXの実践事例 となりました。
Advalayでは単なる空間記録に留まらず
まで一貫して支援しています。
今後も文化・展示・産業領域において、空間価値を未来へつなぐデジタル体験創出に取り組んでまいります。
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